こんにちは、沖縄のWEBサイト制作・ホームページ制作の沖縄エヌポンプです。

動画需要が年々高まる中、ホームページやSNSに加えてYouTubeチャンネルを立ち上げる企業が増えています。動画が当たり前の時代になり、今から始めたいと思っている個人も多いでしょう。

そんなYouTubeチャンネルを開設する前にするべきこととして「競合調査」が挙げられます。自身のチャンネル認知を高め、ファンを増やしていくには、競合調査を事前に行うことは個人チャンネルにおいても企業チャンネルにおいても必須条件と言えるでしょう。では具体的にどのような事を調査するべきかについて、本日は一つずつご紹介していこうと思います。

YouTubeチャンネルを開設する前に|競合調査の内容

競合調査をする際には、自身がYouTubeチャンネルを開設する目的や目標を定め、チャンネルの方向性を元に、競合となるチャンネル(閲覧数や登録者共に該当ジャンルで人気のチャンネル)を最低でも20チャンネルピックアップします。調査内容はExcelやスプレッドシートにまとめると確認しやすいです。

タイトルのつけ方

どのような文体でタイトルをつけているのか、文章なのか単語を羅列しているのか、必ず入っているキーワードは何か、他にも文字数やタイトルの前半に記載されているワードなどを調べましょう。複数のチャンネルを調査すると、タイトルに必ず入っているキーワードが見えてくることがあります(例えばゲーム実況チャンネルでは「実況」というワードや、とくに強調したいワードを括弧【】で括るなど)。

サムネイルの仕様

YouTubeのサムネイルには、テキストや装飾が施されている場合が多く、よりキャッチーでクリックしたくなるようなサムネイルを作成する事はクリック率を向上させ、閲覧者の興味を引くための施策の一つと言えます。
人気チャンネルはある程度パターン化していることが多く、とくに人気だった動画のサムネイルを基準に、最新動画のサムネイルを画像作成している場合が多いと考えられます。最新アップロードや人気動画を中心にサムネイルの仕様に着目しましょう。テキストの配置やフォントの種類、大きさ、色、画像に映る人物や商品の配置や構図などを調べます。

動画の長さ(分)

動画のジャンルに需要があったとしても、動画自体の長さが極端に短すぎたり逆に長すぎたりする場合、閲覧者が知りたい情報を得るには不十分な可能性があります。YouTube動画は短いほど視聴者維持率(動画を最後まで閲覧したユーザー)が高い傾向がありますが、自身が投稿したい動画のジャンルの中で特に人気を博すチャンネルの動画は一体どれぐらいの長さでコンテンツを公開しているのかを調べましょう。

動画の概要欄の書き方

動画概要欄とは、各動画の補足として説明書きがされている箇所のことです(最大5,000文字テキスト入力が可能)。競合のチャンネルは、各動画に対してどのような概要を記載しているのか調べましょう。具体的には、タイトル調査と同様に、概要欄に必ず入っているキーワードは何か、使用しているハッシュタグの一覧、挨拶文の有無、告知事項やホームページへのリンク・各種SNSへのリンクの記載はあるか、などです。

動画の企画内容や構成

同じジャンルでも、チャンネルごとに動画の企画内容や構成が異なります。例えば動画の最初に20秒程度のオープニングやイメージPVを入れているチャンネルもあれば、動画再生直後にすぐ本題に入るような構成で展開するチャンネルもあります。
競合とするチャンネルがどのような構成でコンテンツを作成しているかを徹底的に調べると同時に、編集方法についても事前にチェックします(長回しの動画を使用しているのか、カットを多用し構図にこだわっているのか、動画内に装飾やテキストで補足がされているか、動画全体の明るさや音量、動画内でのBGM使用の有無や使用音源の雰囲気など)。

投稿の頻度や公開中の動画総数

競合チャンネルや人気のYouTubeチャンネルを調査すると、おそらく投稿動画の総本数も数十本単位で公開中で、かつ動画の公開頻度も安定している場合が多く、チャンネルが現在も継続して稼働中であることが分かります。
競合チャンネルが現時点でのファン数を獲得するためには、コンテンツ力に加えて動画投稿本数・公開頻度はこれだけ必要だった可能性があると事前に目安として把握しておくことで、自身のチャンネル開設時に「まずは最低○本動画を投稿する」という具体的な目標数値を設定することができます。

まとめ

・タイトルの付け方 
・サムネイルの仕様 
・動画の長さ(分)
・動画の概要欄の書き方
・動画の企画内容や構成 
・投稿の頻度や公開中の動画総数 他

ホームページ制作を行う場合、サイトを開設したら終わりではなく、開設後の継続した更新が重要です。YouTubeチャンネルも同様に、動画を継続して更新し続ける必要があります。

YouTubeでは、世界中から多くの動画が毎秒投稿されています。なんとなく動画をアップロードした結果、他の動画に埋もれてしまい、せっかく良質なコンテンツを制作しても一度もクリックされないという事が多々あります。事前に競合調査を行うことは、YouTubeを始める事前準備の一つですので、ぜひ参考にしてみてください。