こんにちは、ホームページ制作・WEBサイト制作専門業者の沖縄エヌポンプです。

本日は記事コンテンツを作成する際の基本的な考え方をいくつかお話します。オウンドメディアやブログで記事コンテンツを作成している方や、記事以外にもコンテンツのネタやテーマを考える際のポイントとしても参考にしてみてください。

閲覧者はサイト運営者やサービスに興味はない

スマートフォンが普及し、ユーザーは場所や時間を問わずにインターネットを活用して調べ物やサイトの閲覧、SNSの利用をおこないます。

インターネット上に溢れる膨大なコンテンツの中からユーザーは自身の興味や関心、疑問を解決できる情報を探し出さなければならないため、目についた特定のサイトのみを巡回し、文章を一字一句読み落さずにじっくり閲覧することはまずありません。サイトにどれだけ価値があっても、ユーザーにとって価値があるものでなければ記事は読まれないのです。

「どのように売るか」ではなく「どうすれば興味を持ってもらえるか」を考える

オウンドメディアやホームページを運用する目的は最終的に認知度の向上や商品の購買などが挙げられますが、記事コンテンツを制作する際には「どうすれば売れるのか」ではなく、「どうすれば興味を持ってもらえるか」という点を考えて作成します。

ユーザーは、すでにファンである場合をのぞいてサイト運営者やサービス、商品などに興味はなく、自身の価値観や疑問をもとにサイトを閲覧します。幅広いターゲット層に向けて作成した、商品やサービスの性能や利点を並べたようないわゆるPR記事ではなく、定期的にサイトに訪れたくなるような興味が出るテーマや内容であり、ユーザーにとって自分ごとであると感じるコンテンツ作りをおこなう必要があるのです。

違和感なく読めることを前提に作成する

ユーザーはサイトを閲覧する際にページの良し悪しを一瞬で判断し、少しでも操作性や視認性に難があると別のサイトに移動します。その方が素早く快適に情報を入手することができるからです。

具体的には、「ページの読み込みが遅い」「スクロールがしづらい」「リンクが押しにくい場所に設置されている」といったサイト自体の操作性が悪いことや、「テキストが小さすぎる or 背景色と文字色が同化してて読みにくい」「画像とテキストの位置に規則性がなくてどこに視線を誘導したらいいか分からない」「文字が詰まりすぎている」といった視認性の悪さが挙げられます。

サイト運営側がどれだけ有益な情報を発信していても、ユーザーにとって第一印象が悪いと情報を仕入れるまでの行動には至らないため、まずは違和感なく読めるようなコンテンツ作りを意識しつつ、サイトのデザインに関しても改善する点があればすぐに修正していくべきです。可能であれば、第三者に見てもらい率直な感想や意見を貰うなどして改善点を把握します。

記事が見られるようになるには最低でも数ヶ月期間が必要

記事コンテンツを一本公開したからといってすぐに閲覧数が増えるわけではありません。安定した閲覧数を獲得するには最低でも数ヶ月はかかるため、コンテンツを作成し続ける必要があります。

また、トレンドや人気キーワードを取り入れた記事はSNSでの拡散などによって読まれやすくなることが期待できますが、一過性であるため時間が経過すると徐々に閲覧されなくなるでしょう。ですので、流行を意識した記事よりも日常的にある程度検索ボリュームがあることをテーマにし、通年して読まれるコンテンツを制作することをオススメします。

まとめ|広告とは違い、残り続けることが記事コンテンツの強み

WEBの記事コンテンツは、広告のようにすぐに手応えを感じにくく、一つの記事を作成するにしても時間や手間がかかりますが、広告とは違いサイトを削除しない限り残り続けるものです。記事コンテンツに限らず、動画や画像など、WEB上に公開されたものは残り続けるため、積み重ねることで長期的に閲覧されるものになります。

はじめは閲覧数に伸び悩んでいても、ユーザーにとって有益な情報を発信を続けることで徐々に訪問者が増えることが期待できますので、ぜひ継続した運用をおこなっていきましょう。