沖縄のホームページ制作・サイト制作業者「沖縄Npnp(エヌポンプ)」です。
本日は、ホームページを新規開設した方からよくあるご質問のなかから「ホームページ開設後はSNSも運用したほうが良い?」についてお話します。
目次
SNS運用は「やったほうが良い」が、必ずしもやる必要はない
結論から言うと、ホームページ開設後はSNS運用も「やったほうが良い」ですが、必ずしもやる必要はないです。その大きな理由として、SNS運用を継続的に行えるかという部分がポイントとなります。
SNSもホームページと同様に「情報発信」の場である
SNS運用はホームページ運用のおまけという感覚を持つ方もいますが、ホームページの継続した運用(コンテンツの新規追加や既存部分の修正、お知らせの更新、商品情報の修正、保守管理やアクセス解析など)は大前提として、SNSも長期運用を見据えて情報発信し続ける必要があります。
SNS運用においてあまりよくない例を挙げると、更新が滞っているSNSアカウントはユーザー目線だと信頼性が低く感じられますし(まだこの企業は存在しているのか? という不信感を与えかねない為)、「ホームページに新規コンテンツを追加しました」とサイトへ誘導するためのURLを記載するだけの、単調で機械的な更新ばかり続けていると、特にSNSアカウントを閲覧する必要性が感じられないためユーザーが離れてしまう可能性があります。
もちろん、お知らせ的な役割を担うだけでも効果がある場合もなかにはありますが、基本的にはSNSもホームページと同様にユーザーが困っていることや疑問を解決する為の情報発信をおこない続けることが重要です。ですので、ホームページ開設後にSNS運用も可能であればおこなったほうが良いですが、リソースが割けないなどSNSにまで手が回らない状況であればまずはホームページ運用に注力するべきでしょう。
もしホームページ開設後にSNS運用を始めるなら
ホームページ開設後、SNS運用もおこなうか悩んでいる場合は、少なくとも以下の点に注意して判断します。
媒体にターゲット層が存在するか確認
SNSはそれぞれ特徴や他媒体とは異なる点があるほか、使用しているユーザー層にも違いがありますので、まずは自社のターゲット層が媒体に存在しているかを確認する必要があります。ツイッターに詳しいから、という理由でアカウント開設しても潜在層がまったく存在しなかった場合意味がありませんので、まずは実際に媒体で検索をかけてみるなどリサーチをおこないターゲット層がどの程度存在しているか確認しましょう。
運用継続が可能か判断する
ターゲット層の存在を確認したら、実際に運用継続が可能か判断します。
画像が必要な媒体もあれば文章投稿が中心の媒体、動画制作が必要な媒体など、SNSにはそれぞれ特徴があります。更新形式だけでなく最適な更新頻度も変わってくる為、ホームページ運用に加えてSNS運用も継続可能か、コンテンツの内容や制作、長期的な運用を見据えた具体的な運用方針を決定しましょう。
各種SNSの特徴
Instagram(インスタグラム)
インスタグラムは画像投稿がメインのSNSです。アカウントのプロフィール画面には、過去に投稿した画像一覧が表示されます。また、画像だけでなく短い動画投稿(数秒〜1分程度)も可能なので、運用する場合は、個人経営のカフェやアクセサリー店、美容師の個人アカウントなど、ビジュアルで勝負することが得意な業種やサービスが特に向いているでしょう。投稿には文章やハッシュタグ、位置情報をつけることができるほか、公開期間が24時間限定のストーリー機能などがあります。
Twitter(ツイッター)
ツイッターは短文投稿がメインのSNSです。一つの投稿につき140文字以内という制限があるため、短文でまとめる文章力や技術が必要になりますが、「リツイート」や「いいね」といった機能によってシェアや議論、ユーザーとのコミュニティが比較的生まれやすいことも特徴の一つです。文章に加えて画像投稿も可能ですので、漫画家やハンドメイド作家といったクリエイターが、宣伝やブランディングの一貫として使用することも多いです。
Facebook(フェイスブック)
フェイスブックは長文投稿が可能で、ブログのように扱えるSNSです。画像も複数枚投稿可能なので、企業の活動報告や新商品の紹介など、がっつり記事を書く場合に適しています。情報発信の場としてはSNSの中でも特に濃密なコンテンツを作成し発信することが可能ですが、基本的に実名登録のみで、匿名でアカウント開設が可能なツイッターやインスタグラムと比較して若年層のユーザー数が少ないため、新規開拓というよりは既存顧客に対するアプローチの場として使用されることが多いでしょう。
まとめ
結論:やったほうが良いけど、継続した運用が不可能ならホームページ運用に注力すべき
・媒体にターゲット層が存在するか確認する
・実際に継続して運用可能か判断する
・Twitter…短文投稿に特化
・Facebook…ブログ感覚で長文投稿が可能
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