こんにちは、沖縄のホームページ・Webサイト制作チームのNpnp(エヌポンプ)です。

ホームページやWebサイト・メディアで新しいコンテンツを追加する際に、「社内で制作する場合」「外部のライターへ制作を依頼する場合」があります。

今回は、外部のWebライターに記事制作の依頼をするときに気をつけたいことについてお話したいと思います。

依頼をするサイト・メディア側の方だけでなく、逆に依頼を受けるライターの皆さまにも仕事を受ける際の判断基準として参考にしていただけたらと思います。

サイトの記事制作をライターに依頼する時に気をつけたい事

Webライターに執筆を依頼する際には、かならず依頼時に執筆の条件を提示します。

契約後に依頼主とライター間で意見の食い違いが発生する事を前もって防ぐことや、双方とのやりとりをスムーズにする為でもありますので、依頼時に必ず提示しましょう。

沖縄のWebサイト制作チームエヌポンプでも記事制作の依頼を定期的に受けており依頼主様とのやり取りを多数させて頂いておりますが、問い合わせ段階での執筆条件の提示については今後制作をする上でも非常に大事であるとあらためて思います。

というわけで以下、サイトやメディアの記事執筆依頼時に依頼主が注意したいことを4つの項目に分けて説明します

1.媒体のテーマや目的・ターゲットについて

Webサイトやオウンドメディアはそれぞれどのようなテーマや目的で運営しているのかが異なりますので、まずは媒体の概要について説明してイメージを事前に共有します。

○ テーマや目的について
○ 媒体のターゲット層
○ サイトURLや参考記事URLなど
運営している媒体の特色や雰囲気を説明した上で、執筆してほしい内容やテーマ・ジャンル等の詳細を伝えましょう。

2.金額や制作物の納品期日

記事のライティング費用(1本○万円+閲覧数に応じて○円)だけでなく、取材に関する費用や交通費の有無など記事制作にかかる金額は先に提示しておきましょう。

○ 記事のライティング費用(税込か税抜きか)
○ 取材費用
○ 移動交通費

※ライティング費用は税抜き価格なのか税込価格なのか、まで細かく説明しておくと親切です。

また、記事の納品日や制作期間の目安、長期契約の場合は公開スパンはどれぐらいなのかについても依頼時に説明しましょう。

3.NG項目について

サイトやメディアのルールとしてNGとなっている項目があれば事前に伝えておきましょう。ライターが記事制作時に注意して執筆できますし、メディア側から再修正をかけたりする時間や記事自体をボツにせざるを得ない、という事を回避することが目的です。

NG項目の例としては、メディアの方針ではないという理由から使用してはいけない表現や文体がある、媒体側が指定する画像・写真を使用しなければならない、などが挙げられます。

4.その他

その他、以下の事を大まかでいいので記事制作依頼時に触れておくと良いかもしれません。

○ 連絡先や制作中のやり取りの際に使用するツール
○ 記事制作の進め方やスケジュール
○ メディアへの記事投稿はサイト管理画面から直接行うのか、文字データを送るのか 等

まとめ

上記に記載した項目はWebライターへ記事制作を依頼する際に必要最低限の項目です。

求人サイトやコーポレートサイトへの採用情報・ライター募集要項ページへ記載する際にはもちろんのこと、Webライターに直接問い合わせる際にもファーストコンタクトの段階で全て提示しましょう。

ちなみに大前提ですが言った・言ってない問題が生じないよう契約内容や条件のやり取りは電話ではなく履歴が残るメールで行うことが必須です(電話等で話した場合は後日内容をまとめたメールを送ってあげるのがマスト)。

決して「仕事内容や契約内容の詳細については打ち合わせで…」と、とりあえず依頼の問い合わせだけをしてみる、というのはNGです。条件が合致せず仕事を引き受けられないという結果になった場合、依頼主もWebライターにとっても時間が勿体無いので、事前に詳細をまとめてから依頼しましょう。

以上、「Webサイトやメディアの記事制作を依頼する時に気をつけたいこと」でした。