こんにちは、沖縄のホームページ・WEBサイト制作チームNpnp(エヌポンプ)です。
ホームページ制作中に「顔写真は必要ですか?」というご質問を依頼主様からにいただくことがあるので今回はそれについて書いていこうと思います。社員紹介・スタッフページなどで顔写真を使うホームページはよくありますが、結論から言いますとホームページやWEBサイト制作に社員の顔写真は絶対に必要なモノではありませんし、なんなら顔写真はなくても作れます。

顔写真がいらない理由|社員にも入れ替わりがある

ホームページにおいて、社員の写真というのは通常「社員紹介」「スタッフページ」で使用することが多く、社員紹介ページが無くとも、例えば商品やサービス紹介のコンテンツで商品プラス社員の顔写真を使うことや、ホームページのトップに社員の写真を加工して使用することもあります。

ですが、会社の代表者は変わらずとも働く社員については常に入れ替わりがあるものです。社員の入れ替えがあった場合は一から素材を作り直す必要があるので、ホームページを管理する上で非常に厄介な部分です。

社員の入れ替えがあった際に顔写真を掲載しているページをすぐに最新の状態に保つことができるなら良いのですが、そうでない場合は既に退職した社員の顔写真がインターネット上に残り続けます。これは退職済みの社員にとってもホームページに訪れたユーザーにとってもよろしくないこと(=情報が古いままなのは良くない)です。

顔写真がいらない理由|個人情報やトラブルへの配慮

写真がいらない理由として個人情報やトラブルへの配慮も挙げられます。

先にお話した通り会社の社員は常に入れ替わりがあるので、社員の入れ替わりがある度に該当する画像素材を変更する必要があります。ですが、すぐに作業行わなかった場合に退職済みの社員とのトラブルにも繋がるといった可能性もありますし、第三者に顔写真を悪用されて事件に巻き込まれる可能性も絶対に無いとは言い切れません。

とはいえ、ホームページに顔写真を載せることで得られるものもある

では、なぜ顔写真を載せているホームページがあるのかというと、顔写真を載せることで「中の人」が見えるのでユーザーから安心感や信頼感を得やすいという効果が期待できるからなんですが、前述した通り社員の入れ替わりやトラブルなどの懸念事項への配慮として、ホームページには顔写真を使わないという選択も全然アリだと思います。何より、良質で価値のあるモノをユーザー目線になってわかりやすく紹介し、常に情報発信をし続けることがホームページにおいて重要です。

というわけで、結局のところ大切なのは「商品力」や「サービス」であって、ホームページは店舗写真や商品写真・イラスト・フリー素材等を使いながらでも作れますし、とはいえ顔写真があることで良い効果が期待できるという面もあるっちゃあるので、顔写真はホームページ制作において絶対に必要とまではいきませんが「あるといいかもね」ぐらいの感覚で思っていただけたら良いかと思います。

以上、『ホームページ制作に社員の顔写真はいらない理由』についてでした。